2021-04-22 第204回国会 参議院 環境委員会 第7号
また、一口に国立公園と言いましても、平野部の湿原や離島、海岸ですとか山岳部とか、様々あると思います。この山岳地にある国立公園の一部では、国有林においては、林野庁森林管理署によります高山植物等保護パトロールとして、高山植物とかライチョウなど希少動植物の保護巡視ですとか清掃美化活動といったものが一か月程度の短期雇用者によって行われているということです。
また、一口に国立公園と言いましても、平野部の湿原や離島、海岸ですとか山岳部とか、様々あると思います。この山岳地にある国立公園の一部では、国有林においては、林野庁森林管理署によります高山植物等保護パトロールとして、高山植物とかライチョウなど希少動植物の保護巡視ですとか清掃美化活動といったものが一か月程度の短期雇用者によって行われているということです。
○菅家委員 是非、環境省として、頂上の湿原、これを守っていただくよう、ひとつよろしくお願いしたいと存じます。 あとは、これは極めて困難な、地理的な要件もあるんですが、専門的な業者にも内々どうなんだろうと聞いたら、やはり日本の技術をもってすればできないことはないというような情報も私は得ているんですね。ですから、抜本的な崩落防止、これは国がやはり責任を持って前向きに取り組むべきだ。
○小泉国務大臣 委員が御指摘のとおり、尾瀬国立公園の田代山では、平成三十年と令和元年の台風の影響で、山頂湿原直下の大規模崩壊地が拡大をして、土砂流出によって下流の木賊温泉が土砂に埋まるなどの被害が生じたと承知しています。 また、田代山の山頂は、国立公園の特別保護地区に指定され、公園利用者に親しまれているところでもあって、崩壊地の拡大により、湿原の保護や利用への影響も懸念されるところです。
山の頂上に、三百六十度見渡す限り湿原が広がっておりまして、これは、世界的にも珍しく、天空の湿原とも呼ばれておりまして、尾瀬国立公園の特別保護区にも指定されています。 ところが、これは、平成三十年の台風二十四号、令和元年の台風十九号で実は大規模な崩落が発生いたしまして、今でも実は崩落が続いています。
これは湿原の景観で、非常にすばらしい国立公園となっているというわけですけれども、だんだんそのニーズが変わってきているというふうに私は思っていまして、元々は、結構、団体でトレッキングですとかあるいは国立公園を散策するというふうなニーズがあったと思うんですが、団体から個人型にだんだん近年では変化してきているというふうに思っています。
その内容は、天然のブナ林十本以上を伐採し、湿原に張り出す展望デッキを拡幅するものでありました。紅葉シーズンの朝日がきれいに見える二週間、ただ二週間の誘客目的のためにこういうことをしたわけです。地元環境保護団体や住民がこの計画を知ったのは工事開始以降ということで、これは地元で大問題になりました。
そしてさらに、気候変動などの影響で、先生が今、湿原は生態系の宝庫だと言いましたが、この湿原が乾燥化をする、こういった影響の懸念、これもあると聞いています。
一例としては、環境省が所管する釧路湿原国立公園内の釧路湿原がそれに当たります。 このような取組は、自然を生かした解決策、ネイチャー・ベースド・ソリューションズと呼ばれ、国際自然保護連合、IUCNにより、昨年、国際的なスタンダードが作成されました。
今、私が着けているマスクなんですけれども、これは、二〇〇〇年から始まったJR北海道の釧網線のSL冬の湿原号というものでございます、そこで販売されていましたマスクでございます。 この冬の湿原号も、八年に一回の大規模修繕、蒸気機関車の、SLの大規模修繕をしなければならない。一億円なんですけれども、JR北海道にとっては大変大きな支出であります。
尾瀬国立公園の利用者数が近年、減少傾向にあるのは、団体から個人への旅行形態の変化やレジャーの多様化による山離れのほか、鹿食害によるニッコウキスゲなどの湿原植生の劣化など、複合的な要因が考えられると思います。特に昨年については、花のシーズンである六から七月の休日に雨が多かったことや、秋の紅葉シーズンに来襲した台風の影響等が考えられると思います。
尾瀬につきましては、委員から御指摘ございましたように、一九九〇年代半ばにニホンジカの生息が確認されて以来、ニホンジカによって湿原を始めとする植生の攪乱が顕在化したところでございまして、尾瀬本来の生態系に影響が及んでいるところでございます。
それから、先ほどお話ありましたミズゴケ、県のレッドリストに指定されている高層湿原ミズゴケ群落などの植物もあると。まさに自然の宝庫なわけであります。 私も現地行ってお話を伺いましたけれども、諏訪湖の漁業協同組合の方も大変強い懸念をされているということでありました。この地域の食文化を支えてきたのが諏訪湖でありますけれども、平成二十八年のときに魚類の大量死が発生したことがあります。
御指摘の特定植物群落につきましては、平成十年度に実施されました第五回自然環境保全基礎調査において選定されました諏訪高原リゾート開発地内湿原でございまして、ヌマガヤ、クシノハ、ミズゴケ群落などの長野県内で希少な植物群落が確認され、学術的価値も高い湿地であること等から選定されたものでございます。
釧路市につきましては、先生御指摘のとおり、釧路湿原や阿寒湖等の豊かな自然や自然との共生で育まれたアイヌ文化等を生かし、欧米豪などの富裕層をターゲットとする取組が評価され、観光立国ショーケースに選定されました。
現在、JR北海道におきましては、SL冬の湿原号などの北海道の雄大な自然を生かした観光列車を運行しており、今後、観光列車のさらなる充実のため、JR東日本や東急電鉄の協力を得て、JR北海道が期間限定で観光列車を運行させること、JR北海道において、観光列車やイベント列車に活用できる新たな車両を導入することを予定していると承知しているところでございます。
しかし、明るい話題を申し上げますと、市内には、日光国立公園を始めとする美しい自然や温泉、あるいは、世界遺産に登録されている日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺、そして、ラムサールに登録されております戦場ケ原などの湿原、世界一の並木道、日光杉並木街道、豊かなおいしい水など、そうしたものにも恵まれた町でありますが、何といっても、先ほど申し上げたように、大変、少子高齢化、人口減少時代の先頭を走るような
自然保護団体は、大径木、大きな幹の木四本を含む十二本のブナ林、これを伐採して小湿原の上にデッキを造ること、これに対しては反対だ、既存の規模での再整備をやるべきじゃないかと。 環境省は、これで地元住民とか環境団体、自然保護団体の理解を得たという御理解なのでしょうか。
意見交換会の後、ラムサール条約湿地である奥日光の湿原・小田代原に向かい、鹿の侵入防止柵の設置状況など、国立公園特別保護地区内における鹿対策の取り組みを視察しました。
○亀澤政府参考人 生息地等保護区につきましては、全国で数カ所、五カ所、六カ所程度の生息地しかなかったわけですが、その中で、代表的な生息地でもあった鹿児島県薩摩川内市に位置する藺牟田池というところで、池及びその集水域にある周辺湿原を含む百五十三ヘクタールを生息地等保護区に指定したところでございます。それは平成八年です。
当然、地下水の流れが変わって湿原の植生が変わってしまうということも考えられると思うんです。 先ほども言ったとおりですが、計画地の中に特定植物群落もある。
この中にも、池のくるみ湿原という大きな特定植物群落があります。計画地や計画地の中の特定植物群落、ここは国定公園ではないけれども、北側にある大きな特定植物群落、ここは国定公園にもなって保全されているということです。
平成十年度に実施されました第五回の自然環境保全基礎調査におきまして、諏訪高原リゾート開発地内湿原という名称の湿原が特定植物群落として選定をされておりまして、御指摘のメガソーラー計画地内に位置しております。 当該湿原は、ヌマガヤ、クシノハ、ミズゴケ群落などの長野県内で希少な植物群落が確認され、学術的価値の高いこと等から選定されたものでございます。
そんな中で、私ども北海道の自然環境は、変化に富む山岳や、天然林を主体とした広大な森林、広漠な湿原や大小の湖沼が織りなす北方的な景観と多種多様な動植物にも恵まれておりまして、地域の暮らしや産業を支えるだけでなく、観光やレクリエーションの場としても、魅力ある、優位性の高い資源となっております。
一つだけ例を申し上げますと、釧路湿原、これは国立公園にもなっているところでございますけれども、これは周辺の牧草地を造成するために河川を直線化したことがございます。
例えば湿原、釧路湿原、サロベツ湿原、あの湿原の再生事業はだれがやっていますか。環境省の職員じゃないですよ。農林省の職員ですよ。湿原の開発、湿原を草地にするためには水を取らなくちゃいけない、また湿原をもとに戻すには水をたたえなくちゃいけない、そういう技術は農林省にあるんですよ。 それから、自然の価値ですね。
しかし、まだまだ湿原に入る水分、水の量は十分でないということで、上流の森林の整備等を、特に広葉樹が大事でありますけれども、それも推進をしているということでありますけれども、今後の釧路湿原を守るための自然再生についてどのような取組をしていくのか、環境省並びに国土交通省、もし追加があればお伺いをしたいと思います。
○政府参考人(渡邉綱男君) 釧路湿原の自然再生協議会は、再生法に基づきまして第二番目の立ち上げられた協議会でございます。環境省、国交省、農水省、そういった関係省庁が参加をし、そして地域の自治体、そして多様なNPOも参加して協議会を立ち上げたところでございます。 立ち上げられてから全体構想を策定し、各主体が実施計画を策定し、それぞれの事業が始まっているところでございます。
○政府参考人(渡邉綱男君) 先生御指摘がありましたように、環境省の方では、湿原を取り巻く森林地域を対象にいたしまして、森林が荒れていると湿原に土砂が流れ込んでしまうということで、湿原を取り巻く森林の状態をより自然性の高い森林になるように森林を管理、整備をしていくという事業を、釧路湿原の周りの荒廃した森林を対象にして実験的な作業を進めているところでございます。
そのときに戦ったのが戦場ケ原という地名の湿原に今なっておりまして、そのときにムカデと蛇の流した血がいわゆる今の関東ローム層になったという、これは古代の伝承でございます。 こういう伝承が残っているということは、まさに有史以前からの交流があったということでございます。